いわき湯本病院訪問看護科に入職させていただき1年が経ちました。

院内での看護とは異なり、患者さん一人一人と向き合う時間・ご家族と関わりを持つ時間が訪問の提供時間内と決まっています。短い提供時間の中でどのように関わっていけばよいのか分からず戸惑う日々でした。

スタッフステーションに戻り、その日訪問した患者さんの全身状態・ご家族の状況などをチームカンファレンスし、より良い関わりを持てるようみんなで話し合いながらも、私は関わり方に自信が持てずに居ました。

そんな時、ある患者さんのご家族より「看護師さんと話していると、とても安心出来ます」との言葉をいただきました。思いがけない言葉に、とても嬉しかった事を覚えています。そして時間が経つに連れ、その喜びが自信とやりがいに繋がり、いわき湯本病院で訪問看護師をしていたからだと感じています。

これからも患者さんやご家族とのかかわりの中で戸惑い、自信を無くす時もあるかもしれませんが、いわき湯本病院の訪問看護師として、小さい喜びを自信に繋げながら、やりがいを持って看護に当たって行きたいと思います。