仕事のやりがい

Vol.0892022.9
「ワンチームの一員として」
職種:
臨床検査技師
勤続年数:
1年6ヶ月

私は臨床検査技師としての経験を積みたいと考え、昨年の4月に当院に入職しました。以前は検体検査を専門とする検査センターに勤務し、主に末梢血液像等の形態検査を担当しておりました。もちろん患者さんと接するような機会はなく、病院の検査室で仕事が務まるか心配ではありましたが、病院スタッフの方々の熱心な指導やサポートにより、充実した日々を送ることができております。以前の職場では検査精度を維持しながら、効率的に検体検査を行うための仕組みづくりに携わってきました。病院検査室においても、これまでの経験を活かし検査システム等を最大限活用し、効率的に、またミスを発生させないためのしくみ作りを進めております。新たに設定したしくみによって効果が感じることができたときは、非常にやりがいを感じるところです。

現在の医療は、それぞれの医療スタッフが専門知識と技能を集結する「チーム医療」が基本となっています。そのため、臨床検査技師もこのチームの一員に加わり、積極的に携わることが求められています。感染対策委員会のメンバーとしても活動に加わり、感染症や耐性菌の検出状況の報告、研修会等の開催、また地域のカンファレンス等にも定期的に参加し、感染対策に取り組んでおります。

患者さんと接する機会だけでなく、他職種との連携もあり、想像以上にコミュニケーション能力や臨床検査技師としての専門知識が求められていると感じています。今後も「ワンチーム」の一員として、また臨床検査技師として貢献できるよう、迅速かつ正確な検査結果の報告に務めてまいります。