仕事のやりがい

Vol.1132024.10
「看護研究を通して」
職種:
看護師
勤続年数:
15年3ヶ月

当院に入職して、15年目になりました。昨年は1年をかけて褥瘡に関して看護研究を取り組みました。療養病棟と比較して、地域包括ケア病棟での褥瘡発生が多かったので、そこに疑問を感じたところから看護研究に取り組んでいきました。今までは看護研究の取り組みに関してアンケートや介入の協力をすることはありましたが、実際に自分自身が明らかにしたいことを考え、データ収集をし、過去のデータから統計処理、分析をした結果から、栄養状態と保湿についての結論を導き出していきました。その結果を病棟スタッフと共有し、日々の業務にフィードバックをすることができました。また、日本看護学会で発表することができました。今年度は、家族の思いを汲み取った退院支援をテーマに取り組んでいます。メンバーと共に来年も学会発表ができるようにまとめていきたいと思っています。日々の業務では新人看護師や看護学生と関わる機会も多く、できなかったことができるようになり、成長していく姿を見る事で喜ばしい気持ちになり、私自身の振り返りにもなり、新しい刺激を常に受けることができます。様々な機会を頂くことで自分が大きく成長していることを実感し、やりがいに繋がっていると感じます。