仕事のやりがい
Vol.0132015.11
- 「患者さんがもつ不安を理解し、和らげること」
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職種:
理学療法士勤続年数:
6ヵ月 -
患者さんのTさんは、今回、肺炎での入院となり、当初は離床に、拒否的な部分が強く、膝の伸展拘縮や点滴での栄養管理ということもあり、不隠症状が出ている状態でした。そこで、まず会話を通じて、少しでもリハビリに意欲的になってもらえるよう心掛けしました。徐々に、リハビリ中の笑顔が増えはじめ、リハビリにも協力的になってきました。その中で、「私はもう座れない」などの発言もあり、動けないことでの不安感が、大きい状態だと感じました。そんな時、病棟の看護師の助けもあり、リハビリの時間を使ってリクライニング式・車椅子での離床を開始しました。最初は、恐怖感もありましたが、離床が成功した時に声を大きくして「ありがとう」と言われた時に、リハビリや看護師などチームアプローチの重要性と患者さんを通して、仕事へのやりがいを感じることが出来、新卒として、いわき湯本病院に入職できてよかったと感じました。これからも、リハビリの中で、精神的な部分へのアプローチの大切さや感謝の気持ちを忘れずに、いわき湯本病院の理学療法士として、日々成長していきたいと思います。