仕事のやりがい
- 「看護師としての成長は患者さんがいるからこそ」
-
職種:
看護師勤続年数:
8年 -
私がいわき湯本病院へ転職したのは、患者さんの言葉がきっかけでした。当時、准看護師として精神科に勤務していた私は、自分自身が患者さんの治療薬にもなり得るような精神科看護の魅力に日々やりがいを感じながら看護していました。しかしある時、ナースステーションへ来て「おなかが痛いんです。助けてください。」と訴える患者さんに対し、ただただ話を聞いてあげる事しかできない自分が嫌で、身体面への看護の知識と技術を習得したく、ここ湯本病院に転職してまいりました。
転職して8年になります。現在、私は正看護師を取得、糖尿病療養指導士の資格を持って勤務しています。興味を持った研修へも参加させていただきました。いわき湯本病院の魅力の一つに、奨学金制度があります。通学、研修への参加が公休や有休を使うことなく勤務の一環(研修)として受講することが出来ます。経費も負担してくれます。私はシングルで3人の子供を持ち、経済面も時間も余裕のあるものではありませんが、働きながら学校に通い、休日は子供たちのための時間に費やせたのは、ここいわき湯本病院にいたからだと思っています。ここ、いわき湯本病院(健育会)の良心的な支援と、ともに働くスタッフたちの理解と協力・支えがあるからこそ私は今こうやって一つ一つ習得してきた知識を、私の元気の源でもある患者さんに恩返ししながら、やりがいを大いに感じて日々患者さんに寄り添い、大好きな看護が出来ているのだと実感しています。
「生命」をあずかる看護は、責任が大きく絶えず緊張とプレッシャーにさらされる大変な仕事でもありますが、患者さんとともに悩み考え、そして自分の看護が患者さんへ良い結果につながったとき・その人らしい人生への橋渡しとなれたとき、やりがいは大きく感じます。なので、患者さんの支えになれるような看護が提供できるよう、これからも看護を学び続けていきたいです。