仕事のやりがい
Vol.0272017.01
- 「患者さんの気持ちに寄り添うリハビリ」
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職種:
理学療法士勤続年数:
1年10ヵ月 -
膝の疼痛によりベッドから動けなくなり、当院に入院された患者さんで、当初の介入よりご家族の方から、患者さんが、「家族の言うことを聞かずに困っている」と相談を受けました。そこで、リハビリの時間を通して、会話をしていくうちに患者から、不満や不安なことを、打ち明けてくれるようになりました。そこで、ご家族にも心身状況の変化を伝えながら、リハビリを継続していきました。初期は、車椅子やトイレ等の使用が困難だったものも、最終的には、フリーハンド歩行・トイレ自立まで改善が見られました。ご家族にも、「会話も私的の事も良く聞いてくれてありがとうございました。家族にも素直になってくれました」と嬉しい言葉を頂きました。患者さんは、終始リハビリに積極的に運動を行ってくれました。最終的には、FIMの向上にもつながり、サービスを利用しながら自宅退院となりました。現在も、当院の通所リハビリを利用しながら、笑顔で、運動する姿を見るたびに、嬉しい気持ちになり、やりがいを感じます。今後も、患者さんの気持ちに寄り添える、リハビリを行っていきたいと思います。