平成14年に看護師となり急性期病院で15年間勤務してきました。今回縁があっていわき湯本病院に就職することになり、その面接時に「身体抑制はしない方針です」という話を伺い、私は是非この病院で働きたいという思いが強くなりました。働き始めて本当に全患者さんが抑制をしないで自由に動いていらっしゃることに驚きました。このような病院もあるのだという思いと同時に、ここの職員になって一緒に患者さんがその人らしく生活をしていくことのお世話が出来ることに誇りを感じました。今年度は、褥瘡委員に選ばれました。クリニカルアウトカム改善に向けて多職種で取り組むことと自分に与えられた役割に対する責任の重さを改めて感じると共に、患者さんの看護の質の向上は自分たちの手にゆだねられているという看護の尊さを再認識しました。今後も患者さんと向き合い看護師としての専門性を発揮し、予防と改善に向けて取り組んでいきたいと思います。