仕事のやりがい

Vol.0582019.11
「利用者さん主体の自立した在宅生活の実現」
職種:
介護支援専門員
勤続年数:
9ヶ月

ケアマネの仕事に就き9ヶ月。当初は手探り状態からスタートし、先輩方のサポートのもと利用者さんの相談支援、医療・介護事業者との連絡・調整をしてきました。「利用者主体の自立した在宅生活」を実現するため試行錯誤する毎日です。

その中で2ヵ月の入院を経て在宅復帰するTさん(要介護4・体動困難)を担当しました。目標は「起きたい」ですが、退院前の医療者情報では起立性低血圧、重度の乗り物酔いがあるとの事でした。

介護サービスは全て訪問系でまとめ支援開始となりましたが、奥様は認知症、息子には精神疾患がありました。家族の介護力は低くオムツ交換は一日2回のヘルパー任せ、真夏でも窓は閉め切り、服薬が出来ないのをご本人に責任転換する状況でした。

関係事業者の協力を得てひとつずつ課題をクリア。支援内容も確立されていき、いつしかご本人・ご家族・関係事業所との間にも信頼関係が構築され、皆が一つの目標に向かっていました。

現在退院から5ヵ月。今では通所デイを楽しんで利用されています。Tさんのこぼれる笑顔をみる度に支援者としてとてもうれしく、やりがいを感じています。