介護士として勤務して、早7年が経ちました。日々心がけていることは、患者さんとの今を大切にしていることです。

この患者さんは今何をしたいのか、何をして欲しいのか、訴えられる方もいれば、訴えられない方もいます。訴えられない方にも同様に声をかけ、表情や頷き、瞬き、眼の動きを観察してコミュニケーションを取る様に心がけています。

いつも患者さんの立場になり、私だったらこうして欲しい、こんな風に声をかけられたら嬉しいと思うような行いや声かけをしています。

入院生活の中で患者さんは、食事と入浴を最も楽しみにされています。入院前は銭湯に通うのが大好きだったという患者さんは、週2回の入浴を心待ちにしており、毎回「さっぱりして気持ちいいよ。ありがとう」と笑顔で浴室から出る姿を見て、嬉しい気持ちになり、いつもやりがいを感じるひと時です。

これからも患者さん皆様が安心で快適な入院生活をお過ごしいただける様に気遣い、援助をさせて頂きたいと思っています。コロナウイルスが収束し、患者さんとご家族が一日でも早く笑顔で再会できることを願っています。