30歳で一般企業での営業職を退職し、34歳で理学療法士の資格を取得後、2011年東北大震災直後の4月に入職してからまもなく12年目。現在はリハ部主任、地域包括ケア病棟リハリーダーとして勤務しています。毎日地ケア病棟の患者の割り振りやリハビリの進捗状況の確認などを行っています。

入職当初は自分のことで頭がいっぱいで、周りまで見えていませんでした。しかし、現在はリーダーとして、チーム内での患者情報をまとめたり、退院の方向性に合わせたプログラムが提供できているかなどを確認しています。チームには経験の少ないスタッフも多く、不安そうにしている事があります。

自分が新入スタッフだった頃を思い出すとベテランスタッフに相談するのは気軽には難しかったので、自分から悩んでいそうなスタッフを見つけて声を掛けるようにしています。

アドバイスしたスタッフが、悩んでいた顔から明るい顔に変わって頑張って勤務している姿を見ると、やりがいを感じるとともに自分もまた頑張らなきゃいけないと思います。