いわき湯本病院に就職して3年がたちました。就職し、まず、学ぶ機会が多いことに驚きました。毎年ナイチンゲールの教えを学ぶことで、自分の看護観に向き合うことができ、看護師として何を学ぶことで患者さんのニーズに応じた看護の提供が出来るのか、などを考える機会になっています。昨年は、小管理の重要性について学びました。日々の業務の中で疑問に思った事や、自分が学びたいと思ったことを、復習・学習する機会を得ることができています。また、それらを学んだことで、入院前後の情報共有と、計画の修正・立案・看護指示追加の重要性を知り、その患者さんに対して同じケアが行えるような工夫が出来ていると実感しています。

その他、健育会グループでは、患者さんのために病院の行事にも力を入れていて、昨年の病院主催の敬老祭では、14年間教わってきた空手の形を披露させて頂きました。終了後には、患者さんより「凄かったね」「かっこよかったよ」と、声をかけていただいたり、職員の皆さんにも、声をかけていただき、自分も病院全体に少しでも元気を与えられたのではないのかと実感し、とても嬉しかったです。

私は今、日々の仕事の中で患者さん一人ひとりから、入院前にどのように過ごされてきたのか、現在何に困っているのか、苦痛症状があればどうしたらその症状が少しでも緩和されるのかなどを、身をもって学ばせていただいています。患者さんから感謝の言葉をいただいたり、元気になり退院される患者さんを見るたびに看護師としてとてもやりがいを感じています。これからもいわきのナイチンゲールになれるように精進していこうと思います。