私が入職した当時、いわき湯本病院には言語聴覚士がいなかったため、私が初めての入職で、院内には言語聴覚療法や言語聴覚士について知らないスタッフもいるような状況からのスタートでした。初めは一人で多くの患者さんの対応をしていましたが、現在、言語聴覚士は5名となり各病棟・通所リハビリ・訪問リハビリにそれぞれ担当の言語聴覚士を配置できるようになりました。

現在はSTのリーダーとして後輩の支援やサポートを中心に仕事をしており、それぞれのスタッフが自分の役割を理解してくれており、ミーティングでの意見や、カンファレンスが出来るようになり、患者さんの嚥下状況に合わせた食事姿勢や形態の提案、病棟スタッフとの嚥下のカンファレンス、訓練内容等、患者さんにとってより良いものを考え、提供することができるようになったと考えています。

後輩が成長し、病棟と協力してONE TEAMとして患者さんの経口摂取能力の向上に取り組める環境となってきたことに仕事のやりがいを感じています。