院内設備について

マルチスライスX線CT装置

CTは、X線を使った断層撮影装置です。人体に多数の方向からX線を照射し、輪切り画像を作成します。また、3D等の立体的な画像を作ることもできます。 当院には最新のマルチスライスCTが3置されており、 従来のCTに比べて、撮影時間を短縮することが可能になりました。

オリンパス内視鏡装置

亀を内蔵した細いスコープと口や肛門から挿入し食道や胃、十二指腸、大腸などを直接観察することで、がんやポリープなどの病気を発見できます。

ビデオスコープ

上部消化管、咽喉の観察、診断、撮影、治療を行なう。

ビデオシステムセンター

内視鏡先端に取り付けられたCCDから電気信号を画像に変換する機器。

抗原装置

体内を照明するために内視鏡のライトガイドに光を送る装置。

骨密度測定装置

「骨密度」とは、骨の強さを測る指標です。 骨密度検査では、骨の中にカルシウム等のミネラルがどのくらいあるかを測定します。若い人の骨密度の平均値と比べて自分の骨密度が何%であるかを調べることができます。
当院では、骨粗鬆診断基準で推奨されているDEXA法を用いて腰椎と大腿骨頸部(股関節)を測定します。
検査時間は5分程度で、短時間で検査が可能です。

X線透視装置

X線透視装置は、X線を用いて、体の中の様子をリアルタイムに見ることのできる装置です。
当院では、FPD搭載の最新型の装置を導入しており、低被爆で高画質な画像を提供しております。胃や大腸検査をはじめ、腎臓、膀胱などの泌尿器検査、飲み込みの嚥下機能を観察する嚥下検査など行っております。
その他、脱臼等の整復時やERCPなど幅広く用いられています。

臨床化学自動分析装置 Accute RX

血液中に含まれている様々な成分をこの装置を用いて分析します。肝機能や腎機能、脂質など、診断や治療の判定、経過観察に欠かせない重要な検査です。採血から約30分で結果報告が出来るよう対応しています。

グルコース分析装置GA-1172(右)
グリコヘモグロビン分析装置HA-8182(左)

血糖検査は、血液中の血糖値を測定することで、糖尿病の診断や治療、血糖コントロールの状況を把握するために行われます。またヘモグロビンA1cは、検査前1~2ヶ月の血糖の平均を知ることが出来るので、数ヶ月周期の血糖コントロールの指標に用いられます。本装置は血糖とヘモグロビンA1cの分析装置がブリッジ接続され、迅速な測定が可能となっています。

免荷歩行器POPO

安全性と機能性を兼ね備えた最新の歩行訓練機器です。左右独立懸架のサスペンションにより最大40kgの免荷が可能で、下肢への負担を軽減しながら自然な歩行練習を促します。専用ハーネスが転倒リスクを抑え、安心して歩行訓練を開始可能。コンパクト設計で病棟やリハビリ室など様々な環境で活用できます。

タッチフィットデュオ GX-151、GX-152

タッチフィットデュオ(Touch Fit Duo)は、安全性と効果を両立した電動式筋力トレーニングマシンです。1台で2種類のトレーニングが可能で、下肢・上半身の筋力強化を効率的にサポートします。GX-151はレッグプレスとローイングにより、歩行や姿勢維持に必要な筋群を鍛え、GX-152はヒップアブダクションとトーソフレクションを通じて立ち上がりや歩行の安定性向上を促します。電動式のため負荷調整が容易で、タッチパネルで簡単に操作可能。さらに、車椅子からの移乗に配慮した設計で、幅広い患者様が安全にトレーニングを行えます。