地域交流
【活動報告】常磐公民館主催「関船大学」にて健康講座を開催しました

る2025年9月11日(木)、常磐公民館にて開催されました市民講座「関船大学」におきまして、当院の医師および職員が講師として登壇いたしました。
この度の講座は、「健康長寿」を共通のテーマとし、地域住民の皆様の健康増進に寄与することを目的として開催されました。当日は21名の皆様にご参加いただき、各講演に真剣に耳を傾けていただきました。また、講演後には活発な質疑応答が交わされ、盛況のうちに終了いたしましたことをご報告申し上げます。ご参加いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。
以下に、当日の講演内容の概要をご報告いたします。
講演1.「人の寿命について」
講師:院長 小針 正人
最初の講演では、小針院長が「人の寿命」をテーマに、平均寿命と「健康寿命」の違いについて解説しました。特に、110歳以上の長寿者である「スーパーセンチナリアン」の事例を交えながら、生涯にわたり自立した生活を送ることの重要性を医学的見地からお話しいたしました。
講演2.「身体を動かすことの大切さ」
講師:通所リハビリテーション 理学療法士 小野 雄太郎
続いて、通所リハビリテーション責任者の小野が、日々の生活における身体活動の重要性について講演いたしました。骨や筋肉の強化といった身体的な効果に加え、ストレス軽減や認知機能の維持といった精神的な効果についても解説。厚生労働省のガイドラインを基にした具体的な運動の目安や、運動を継続するための工夫、さらには「運動2割、食事8割」とされる健康的な身体づくりにおける食事の役割について、専門的な知見を分かりやすくお伝えしました。
講演3.「元気に長生きを一緒に考えましょう!」
講師:マネージングディレクター 中村 眞規
最後の講演では、マネージングディレクターの中村が、身体的・精神的・社会的に満たされた状態を指す「ウェルビーイング」の実現をテーマにお話しいたしました。健康長寿のための3つの柱として「外出」「会話」「活動」を掲げ、日常生活の中で実践できる具体的な行動をご提案しました。また、当院が地域と連携して行う買い物支援や季節のイベント、健康相談会といった取り組みを紹介し、病院が地域における健康づくりの拠点となることを目指す姿勢をお伝えいたしました。
医療法人常磐会 いわき湯本病院は、今後もこのような市民講座やイベントへの協力を通じて、地域の皆様の健康意識の向上と豊かな暮らしの実現に貢献してまいる所存です。
今後とも当院の活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。