いわき湯本病院が取り組むDX
デジタルの力で、
もっと患者さんのそばへ
いわき湯本病院では、DX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に推進しています。
私たちが目指しているDXは、単に新しい機器やシステムを導入することではありません。
デジタル技術を活用することで、職員間の情報共有をより速く、確実にし、業務の効率化を図ることで、職員が患者さんと向き合う時間を増やすこと。そして、患者さんにこれまで以上に安全で安心できる医療・療養環境を提供することが目的です。
当院では、ナースコール、見守りカメラ、インカム、iPhone、LINE WORKS、グループウェア、電子カルテなど、さまざまなデジタルツールを活用し、「人」と「情報」がスムーズにつながる病院づくりを進めています。

01 ナースコール
(Vi-Nurse(ビーナース)
アイホン社)

タッチパネルで簡単操作
すべての画面がタッチパネル
直感的に操作ができます。
しっかり情報が伝わる
ポップアップ表示・ベッドボタン
情報を区別しやすい形、サイズ、色使いに至るまで、情報の伝わりやすさに配慮しています。
患者さんからの「呼びかけ」に、より迅速に対応
ナースコールは、患者さんと医療・介護スタッフをつなぐ大切なコミュニケーション手段です。
患者さんからの呼び出しに対して、スタッフができるだけ迅速に対応できるよう、院内の情報伝達環境を整備しています。
特に、インカムやiPhoneなどのモバイル端末を組み合わせて活用することで、スタッフがナースステーションから離れている場合でも情報を把握しやすい環境づくりを進めています。
「呼んでもなかなか来ない」という不安を少しでも減らし、患者さんが安心して療養できる環境を目指しています。
02 見守りカメラ
(Vi-Nurse(ビーナース)
連動見守りカメラ
アイホン社)


安全を見守りながら、患者さんの行動を必要以上に制限しない
患者さんの安全確保と、その人らしい生活を両立するため、見守りカメラを活用しています。
転倒・転落などのリスクが高い患者さんについて、必要に応じてスタッフが状況を確認することで、事故の予防や早期対応につなげています。
見守りカメラの活用は、単なる「監視」を目的としたものではありません。
患者さんの安全を確保しながら、必要以上に行動を制限することなく、できる限り自由に過ごしていただくための支援ツールのひとつとして活用しています。
03 インカム
「探す・呼びに行く」を減らし、チームで素早く対応
病院では、医師、看護師、介護職、リハビリスタッフなど、多くの職種が連携して患者さんを支えています。
当院ではインカムを活用し、スタッフ同士が離れた場所にいても、必要な情報をスピーディーに共有できる環境を整えています。
「スタッフを探しに行く」「電話がつながるまで待つ」といった時間を減らすことで、緊急時の応援要請や日常的な業務連携をよりスムーズにします。
インカムによって生まれた時間を、患者さんへのケアやコミュニケーションに還元していくことを目指しています。
04 iPhone
必要な情報を、必要な場所で
院内では、業務用のモバイル端末としてiPhoneを全職員に配布し、活用しています。
これまでナースステーションなど特定の場所に戻らなければ確認できなかった情報についても、モバイル端末を活用することで、患者さんのそばにいながら必要な情報へアクセスできる環境づくりを進めています。
内線やナースコール、見守りカメラの映像確認やスタッフ間のコミュニケーション(LINEWORKSやJ-Motto等)など、さまざまな用途に活用することで、スタッフの移動時間や確認作業を削減します。
iPhoneを「持ち歩ける情報端末」として活用し、より機動力のある医療・ケアにつなげています。
05 LINE WORKS

職種や部署を越えた、スピーディーな情報共有
当院では、ビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」を活用しています。
病院では、看護部、リハビリテーション部門、薬剤科、栄養科、地域連携部門、事務部門など、多くの部署が協力して業務を行っています。
LINE WORKSを活用することで、場所や部署を越えて必要な情報を迅速に共有し、多職種間のコミュニケーションを円滑にしています。
特に、リアルタイム性が求められる情報共有にデジタルツールを活用することで、「伝えたつもり」「聞いていない」といった情報伝達上の課題を減らし、チーム医療の質の向上につなげています。
06 グループウェア「J-MOTTO」

J-MOTTO(ジェイモット)は、国内最大級の導入実績を誇る大人気グループウェア「desknet's NEO (デスクネッツ ネオ)」のシステムを採用したクラウドサービスです。大企業や官公庁でも使われる高機能・高品質なツールを、中小企業様向けにチューニングし、圧倒的な低コストでご提供しています。
病院全体の情報を一元化
院内の情報共有基盤として、グループウェア「J-MOTTO」を活用しています。
院内のお知らせ、スケジュール、各種資料、情報共有などをデジタル上で管理することで、職員が必要な情報へアクセスしやすい環境を整えています。
情報を一元化することで、「どこに資料があるかわからない」「連絡を見落としてしまった」といった問題を減らすとともに、紙による情報共有からデジタルによる情報共有への転換を進めています。
病院全体の情報を「必要な人に、必要なタイミングで届ける」ための基盤として活用しています。
07 電子カルテ(HOPE Cloud Chart(富士通))
患者さんの医療情報を共有し、チーム医療を支える
当院では、富士通のクラウド型電子カルテ「HOPE Cloud Chart」を導入しています。
電子カルテは、患者さんの診療情報をデジタルで管理し、医師・看護師をはじめとする医療スタッフが必要な情報を共有するための重要な基盤です。
診療記録、検査結果、処方内容など、患者さんに関するさまざまな情報を確認しながら、多職種が共通の情報をもとに医療・ケアを行うことで、より安全で質の高いチーム医療につなげています。
また、クラウド型の電子カルテを活用することで、情報システム基盤の効率化と安定した医療情報管理を目指しています。
DXの目的は「人を減らすこと」ではありません
いわき湯本病院がDXを進める一番の目的は、デジタル化そのものではありません。
ナースコール、見守りカメラ、インカム、iPhone、LINE WORKS、グループウェア、電子カルテ。
それぞれは異なる役割を持つツールですが、目指している方向は同じです。
「探す時間」を減らす。「待つ時間」を減らす。「伝える時間」を短くする。「情報を探す時間」を減らす。
そして、そこで生まれた時間を、
患者さんのそばにいる時間へ。患者さんと話す時間へ。より良いケアを考える時間へ。
変えていくことが、私たちの考えるDXです。
いわき湯本病院は、これからもデジタル技術と人の力を組み合わせながら、患者さんにとって安心でき、職員にとって働きやすい病院づくりを進めてまいります。

